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マクベスとクールな男とおしゃれな女

山種美術館「クールな男とおしゃれな女―絵の中のよそおい」展



山種美術館「クールな男とおしゃれな女―絵の中のよそおい」展に行って来ました。
前日までゲリラ豪雨だの雹の川だの、東京大丈夫!?という天気でしたが、26日は薄曇り。
恵比寿からの坂を上りながら汗ばむ陽気でした。雨、降らなくて良かった。

山種美術館に着くと、着物のご婦人方のグループが。
順路間違えつつ絵を見ている間に追いついてきて、集団で鑑賞ポイントの説明を受けていました。
そしてそれをほくほくしながら眺める私w
いや〜着物いいわ〜(自分で着るのはめんどくさいけど。と言うか持ってないけど)

展示作品は上村松園、伊東深水、鏑木清方等、美人画が並び、もうこれだけで大満足。
印刷には出ない岩絵の具の輝きや細い筆の運びや金絵の具。
実物見たらもう、画集なんて画集なんて・・・画集!
なんと今回図版が無かった!ショック!画集なんてと言っても原画お持ち帰りできるわけもないのだから是非とも図版が欲しかったのに、作ってないって!がーーーんorz
仕方がないので少しポストカードを買いましたが・・・印刷いまいちorz
ああああ。
しかも、池田輝方の「夕立」なんて右隻しかない。
左の悪いおねーさんが若い男にささやいてる場面がいいのに。
いやいや、セットでしょ!セットで作って欲しかった。しくしく。
「曲水の宴」は何もないし・・・。いいなーと思った舞妓さんの立ち姿のもなかった。
展示は大満足でしたが、家に帰ってから見返す図版が無いのがとっても残念でした。


シアタートラム



そして本日のメイン!野村萬斎の「マクベス」
先行発売で抽選漏れしたものの、一般発売の初日にチケットげっと!
後ろから二番目の席でしたが、世田谷のシアタートラムは小さくて(225席+立ち見)舞台が近い!
キャストは5人。マクベスとマクベス夫人以外は3人が荒野の魔女(おっさんだけどw)やその他の人々を演じ分け。
ばーっと舞台に敷かれた大きな四角い布の上がマクベスの生きる世界、そのすぐ外には荒野の魔女達。
運命に翻弄され、欲望と狂気に滅びていくマクベス夫婦を見ている。

最初は桜の花びらがちらちらと舞い、「王座への野心」はまだ明るい未来に思える。
けれど、王を暗殺したあとはもう、やってしまったことに恐れおののき夫婦揃ってどんどん破滅へ向かっていく。
戦のシーンで敷いてあった布をぶわっと翻したら矢が描いてあって、マクベスに無数の矢が飛んでいくように見えたところは「おおおおお!」と鳥肌立った。凄い!
そして舞い散る大量の紅葉。紅葉で真っ赤に血に染まるように見える戦場。
ぶわっとまた布が翻ると今度は真っ白な雪景色に。いつの間にか紅葉は雪になり、埋まるマクベス。
魔女が取り囲み、去って行くと、そこには新しい花が芽吹いている・・・。

ビバ!日本の芸術!様式美!(シェークスピアだけど)
削って削って人も舞台セットも最小限に研ぎ澄まして、マクベスが生きて死んで土に還ってまた花が芽吹いた。
祇園精舎の鐘の声(違)
いや、でも、そんな世界。
婦人も良かった。綺麗な声に色香と悪女の香り。衣装が体にすっとまとわりついて、立ち姿も凄くお美しい。
あ、そうそう。衣装も良かった。和洋折衷というかだいぶ和。
カッコイイ黒。王の金は能衣装のようで。
あと、布を翻すのは荒野の魔女がやってるんだけど・・・あの大きな布をあんなに綺麗に翻すのって凄いわ。そこは・・・気にしちゃいけないとこかもしれないけど。魔女、重労働(オイ)

うん・・・もう一回見たい。来年もあるかな?また見たいな。もうないかな?
これも再演だものなあ。あったとしてもチケット取れるかどうか。
は〜。凄いもの見た。
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| よしだあきら | 14:50 | comments(0)| pookmark |

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